科学技術インタープリターの最近のブログ記事

 科学技術インタープリター養成プログラムも本日で最終回。毎度の事ながら定例の打ち合わせの
ため、30分程遅刻してしまいました。(過去、第二回、第三回も同じ打ち合わせで遅刻でした)

 今回の講義は「冥王星問題」を基とした一般人と科学者の認識力のギャップについての話
で、そのギャップは「分かる」と「納得する」の違いに起因するといった話でした。
 
 どういうことかというと、一般人の認識は、自らの経験や知識などの投影モデルに基づいた
主観的な「納得する」であるのに対し、科学者の認識は「納得する」だけでなく、より客観的に
「分かる」ことができ、「分かる」に基づいて説明をするために、なかなか話が通じないという
ようなことです。

 ただ、この議論は個人的には正直乱暴だなあと思いました。少なくとも科学者、研究者を
特別な存在として意図しており、一般人はそのレベルにあわせなければいけないという印象を
強く受け、「それでは理解は生まれないだろうなあ」と思ってしまいました。

 また、話が通じない上でどうすればいいかといった部分についての説明、手がかりがなかった
ことも個人的には、首をひねらざるを得ない内容でした。
(「戦後教育が間違っていた。教育方法を変えることで改善できる」とはおっしゃってましたが)

 もっとも、先月出版されたという『「分かる」と「納得する」-人はなぜエセ科学にはまるのか』を
読むことでまた別の理解ができるのかもしれませんが。

 というわけで、まだ2回分のレポート提出が残っていますが、無事に科学技術インタープリター
養成プログラムの受講が終了しました。しかも、講義の最中、一切寝ていません。これは大学生
当時に比べると格段に進歩?したかもしれません。

 また、今回経験した「社会人が大学の講義を仕事の合間に受ける」という行為の悩み、対策等は
別途、まとめてみることとします。