書評:構想力/谷川浩司
先月の宮崎出張の飛行機で読み終わっていた本。将棋界の「十七世名人」である著者による本で
『将棋とは、つきつめれば「構想力の戦い」である』と書き出されています。
また、構想力を、「最終的に目指す目標に最短でたどり着くための方法や手順を導き、
組み立てていくこと」と定義付けており、本文では自身が対局において直面した状況を
交えながらどのように構想していったのかについて、述べられています。
第二章において、谷川さんは構想力に必要な力を「知識」「状況判断」「先を見通す正確な読み」
「時間の管理」の四つだと述べております。また、四要素の組み合わせの結果、以下のように
「構想」の作業を定義付けています。
時間の配分を考えながらの「知識」「経験」「個性」「流れ」を元に考えた物事の論理的検証
その後、第三章においては、予想外の構想の大切さを述べており、第四章では、構想力の
磨き方が書かれています。
具体的には、構想力を磨くために達成感や充実感が必要で、そのために短期的な「低い」目標と
長期的な高い「目標」の設定が大切になるとあります。
ここで、思ったのは、やはりどの分野においても考えるべき軸は同じことだということ、そして
最近、棋士の方々の著書が増えていることに必然性があるということ。どの世界においても
成功するための基本法則は同じなんだと改めて感じさせられます。羽生名人の本と合わせ、
オススメです。
もっとも、問題なのは、地道に構想し、実行していくためのプロセスを続けていくことなんですよね。
日常に追われると忘れがちになることですが、いい方法ないのでしょうか・・・!?
(ブログに書くのもいいのですが、つい埋もれてしまうんですよね・・・)
というわけで、まずは紙に書いてみることとします。
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